チョコボールは発売以降どれくらい値上がりしたのか?発売以降の価格を分析してみた

みなさん普段チョコボールは食べますか?コンビニやスーパーでもよく販売されているチョコボールですが大人がチョコレートを食べたくて買うというよりは子供が欲しがって買ってあげるというケースが多いのではないでしょうか。個人的な感想ですが大人が味わい深いチョコレートを求めるには味に深みがやや足りないですし量も多くないですが、子供にとってはコロコロした見た目と手で食べても汚れにくい造りやピーナッツのサクサク食感に加え、金のエンゼルなどのアタリ要素もあって非常に長年人気のお菓子です。値段もリーズナブルなイメージがあるチョコボールですが、発売からこれまでで値上げ等はされてきたのでしょうか?今回はチョコボールの値段の推移を分析していきます。

チョコボールとは?

チョコボールとは森永製菓から販売されているピーナッツの周りにチョコレートがコーティングされたお菓子です。1965年にチョコボールの前身となる「チョコレートボール」が発売されました。

当時はまだキョロちゃんというキャラクターはおらず、当時放送されていたアニメ「宇宙少年ソラン」のキャラクターであるチャッピーがパッケージになっていました。

その後1967年にパッケージがキョロちゃんに変更、1969年には商品名がチョコレートボールからチョコボールになり、ほぼ現在と同じチョコボールとして販売されています。そう考えると約60年チョコボールは販売され続けていることになります。すごいですね。

発売当時の販売価格

1965年にチョコレートボールが発売された当初の値段は一箱30円でした。値段だけ見るとかなり安いですが、当時多くの一般消費者にとってこの値段は安いと感じるものだったのでしょうか?日本銀行が公開している2023年末時点の企業物価指数及び消費者物価指数を参考にしてみましょう。そうすると2023年時点の企業物価指数を119.6であるのに対し1965年の企業物価指数は49.0となっています。また同様に消費者物価指数は2023年が105.6であるのに対し1970年(1965年時点では集計されていないため)は30.9となっています。

それぞれの数値を参考に試算すると当時30円だったチョコボールは現在の価値で73~102円程度の価値という事になります。これは現在実際に売られている値段を比べて妥当なのでしょうか?

値上げの歴史

続いてチョコボールの値上げの歴史を見ていきましょう。チョコレートボールとして発売された1965年以降の価格推移を以下の通り作成してみました。

これを見ると着実に値上げされてきていますね。特にここ10年ほどで値上げペースが一気に加速しています。チョコボールと言えば100円以内で買えるイメージで現在はギリギリ100円以内という状況ですが、近い将来100円を超えてしまいそうですね。内容量は全てのデータを取り切れませんでしたが現在は一箱28gで発売当初から大きくは変わっていないようです。

ちなみに先ほどの計算で当時30円だったチョコボールは現在の物価で計算し直すと73~102円と記載しましたが、これと比べると現在の98円はギリギリ範囲内に入っています。かなり高めの方ではありますが。

まとめ

今回はチョコボール発売以降の価格推移について分析してみました。結果は発売当時30円だったものが現在は98円と約3.3倍になっていました。体感的にはかなり高くなったように感じます。給料も3.3倍になっていればそうは思わなかったんだと思いますが。とは言ってもたまにチョコボールが食べたくなる衝動は抑えられないですし、子供も大好きなのでこれからもチョコボールを買い続けようと思っています。本記事の他にも「チロルチョコの値段の歴史!発売から現在まででどれくらい値上がりしているのか?」、「ロイズ生チョコレート発売以降の価格推移!発売してからどれくらい高くなったか調べてみた」などの記事を書いているので良かったら読んでみてください。ではまた。

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