一番チョコレートを食べている都市はどこか?都市別の年間チョコレート消費ランキング!

みなさんの周りではチョコレートを食べる人が多いですか?少ないですか?

総務省統計局は毎年都市別のチョコレート消費金額を公表しており、都市によって結構違いがあります。1位と最下位では年間1.5倍以上の開きがあり、なぜそのような差が出るのか興味があったので今回は1位から52位までのランキング表を作成し、なぜ都市によってチョコレートの消費金額に差が出るのか考察してみました。興味がある方はぜひ参考にしてください。

チョコレートの定義

ランキングの前にチョコレートの定義をご説明します。総務省統計局が開示している家計調査における「チョコレート」とは「原則として、チョコレート生地の重量が60%以上のもの」を指します。チョコレート以外にも「チョコレート菓子」というものもあり、こちらは「原則として、チョコレート生地の重量が40%以上60%未満のもの、または準チョコレート生地が60%以上のもの」を指します。今回は「チョコレート」のみのランキングを作成しています。

2021年~2023年の一人当たり年間チョコレート消費金額ランキング

こちらが都市別ランキングになります。日本国内の52の主要都市が対象になります。

順位 都市 年間消費金額(円)
1 さいたま市 8,084
2 富山市 7,757
3 金沢市 7,751
4 奈良市 7,636
5 神戸市 7,634
6 岐阜市 7,570
7 広島市 7,504
8 鳥取市 7,432
9 札幌市 7,343
10 川崎市 7,217
11 東京都区部 7,217
12 横浜市 7,196
13 京都市 7,173
14 山口市 7,172
15 山形市 7,127
16 大津市 7,123
17 高知市 7,114
18 千葉市 7,103
19 仙台市 7,100
20 盛岡市 7,068
21 新潟市 7,067
22 津市 7,002
23 堺市 6,922
24 福島市 6,906
25 岡山市 6,890
26 名古屋市 6,794
27 浜松市 6,783
28 鹿児島市 6,770
29 相模原市 6,756
30 福岡市 6,727
31 北九州市 6,687
32 大阪市 6,680
33 大分市 6,671
34 熊本市 6,608
35 長野市 6,544
36 静岡市 6,536
37 宇都宮市 6,533
38 宮崎市 6,454
39 水戸市 6,393
40 前橋市 6,366
41 高松市 6,306
42 徳島市 6,275
43 那覇市 6,273
44 甲府市 6,214
45 福井市 6,069
46 松山市 6,022
47 佐賀市 6,015
48 松江市 5,994
49 和歌山市 5,741
50 長崎市 5,689
51 秋田市 5,632
52 青森市 5,209

結果はさいたま市が最も多く、一人当たりの年間消費金額は8,084円、青森市が最も低く5,209円でした。さいたま市は青森市の1.55倍もチョコレートを多く消費していることになります。

なぜさいたま市のチョコレート消費金額が大きいのか?

いろいろと調べてみましたが、さいたま市のチョコレート消費金額が大きい確たる理由は分かりませんでした。しかしネットで調べているとさいたま市はスイーツ店舗が多いことで有名なようで、チョコレートの他にもケーキなどの消費金額でも上位となっています。日常的にスイーツを食べる人がたくさんいるということなのでしょうか?

なぜ青森市が最下位なのか?

次になぜ青森市がチョコレート消費金額で最下位なのでしょうか?色々と調べてみましたがこちらも確たるところは分かりませんでした。ただ今回の順位を全体的に見ると東北地方の都市はあまり上位にいない傾向にあるような気がします。それを踏まえて考えられるところとしては以下です。

  • さくらんぼやリンゴ、なしや桃など数多くのフルーツの産地がある
  • 有名な米のブランドが多くありおせんべいなどの米菓が充実している
  • 高齢者の割合が高く、高齢者は若者と比べてチョコレートを食べない

特に3つ目ですが、以下は総務省統計局が公表している2023年の年齢区分別人口割合です。これを見ると青森や秋田を中心としてチョコレート消費金額ランキングで最下位近辺になっている地域は軒並み65歳以上の割合が高い傾向にあります。「高齢者は若者と比べてチョコレートを好まない傾向にある」というのが今回の結果として一番納得できるものかもしれません。ちなみに埼玉県は全国で一番高齢者の割合が少ない県で、こちらもチョコレート消費金額ランキングと整合性が取れる結果でした。

まとめ

今回は都市別のチョコレート消費量ランキングについて解説しました。結果としてはさいたま市が2位を300円以上引き離して1位、青森市が最下位でした。さいたま市がダントツ1位の理由はさいたまにスイーツ屋がたくさんあるという事以外はちゃんとわからなかったのでまた改めてしっかり調べようと思います。一方で青森市が最下位な理由は主には高齢者が多いこと、それに加えてチョコレート以外の甘味の選択肢が多いこと、このあたりなのではないかと予想しています。

順位 都道府県 15歳未満 15~64歳 65歳以上 うち75歳以上
1秋田9.152.638.323.2
2徳島9.754.336.021.7
3山口10.453.835.821.6
4愛媛10.454.135.621.4
5鳥取10.454.435.220.7
6和歌山10.154.735.220.4
7青森10.054.835.221.2
8高知10.154.935.121.0
9長崎10.954.834.119.5
10島根12.457.634.920.8
11熊本11.254.834.819.7
12鹿児島11.153.534.119.5
13宮崎11.154.833.818.9
14福井10.457.332.318.2
15佐賀11.356.932.518.2
16山形9.755.934.421.0
17岩手9.955.734.421.6
18長野11.156.732.217.9
19福島10.857.132.118.6
20山梨11.158.030.916.8
21新潟10.456.732.918.6
22石川10.257.032.818.3
23香川10.254.934.920.9
24大分10.654.634.921.0
25兵庫11.158.030.817.2
26広島10.657.031.617.7
27岡山10.957.031.317.4
28宮城10.157.032.918.9
29岐阜11.057.731.317.4
30群馬11.158.030.817.1
31栃木11.058.730.316.6
32静岡11.057.231.818.2
33福岡10.758.031.317.1
34滋賀11.158.930.016.2
35島根12.457.629.916.3
36和歌山10.154.735.220.4
37大阪11.459.129.515.6
38愛知11.659.129.315.9
39全国11.459.529.116.1
40神奈川11.260.228.615.2
41千葉11.260.227.813.9
42東京11.361.227.514.0
43埼玉12.160.427.513.6

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です