サステナビリティのトレンド!パッケージが変更されたチョコレート4選

皆さんはいつも食べているチョコレートのパッケージの変化にお気づきでしょうか?昔からあるチョコレートでも時代が進むにつれてパッケージは少しずつ変わっていっています。特に近年では環境に配慮したパッケージが一般消費者からも受け入れられやすい傾向にあり、チョコレート菓子でもトレンドになっています。変わったことにあまり気づかなさそうなものから使い勝手が悪くなったものまで様々です。

今回は昨今のサステナビリティを意識してパッケージが変わった商品を4つご紹介します。

 

ロイズ生チョコレート

まず最初はロイズの生チョコレートのピックスです。以前はこのようなチョコレートを刺すピックスが付いていましたが2022年9月以降、順次なくなっています。ロイズの生チョコレートはとても美味しいですが、手でつかむとかなり汚れてしまうのでピックスがなくなったのは痛手です。

なぜピックスがなくなったのかはこちらの記事で理由を書いていますので良かったら読んでみてください。

 

ブルボン「もちもちショコラ」

続いてはブルボンのもちもちショコラです。元々はプラスチック製のフォークが付いていましたが、2019年2月から紙製のピックに変更しています。ロイズはなくなってしまいましたが、こちらはピックが残ってよかったです。紙製といっても刺して食べられればよいので全く不便は感じません。もちもちショコラは2019日本パッケージングコンテストの適正包装賞を受賞しています。

ちなみにもちもちショコラは現在は名前が変更され、もちもちトリュフとして販売されています。

 

キットカット

続いてキットカットミニ12枚入りです。以前はプラスチック製の袋でしたが、2020年9月以降は全てのパッケージを紙に変更しました。中の個包装はこれまで通りプラスチック製のままです。この写真で紙の質感伝わりますでしょうか?外側のパッケージが紙製になったからといって特に不都合もないですし、質感も和紙のような感じでむしろオシャレに感じます。

キットカットの実食レビューはこちらの記事を読んでいただけると嬉しいです。

 

きのこの山・たけのこの里

最後はみんな大好き、きのこの山たけのこの里です。見た目はほとんど何も変わっていませんが、2019年からFSC認証紙を使った紙が使われています。きのこの山の発売は1975年、たけのこの里は1979年です。長い間ほぼ変わらずに販売され続けていますが、気づかぬところで進化していってるんですね。

FSC認証紙とは

FSC認証紙とは、FSC(Forest Stewardship Council®:森林管理協議会)で認証を受けたしっかり管理された森林の木を伐採して製造した紙のことです。FSC認証は日々人間が活動するために必要な木材をコントロールしながら伐採している証であり、FSC認証を受けた製品が増えることで森林破壊を食い止めることに繋がると考えられます。

再生紙との違いについてですが、再生紙はその名の通り一度使った紙を溶かして再利用しているのに対し、FSC認証紙は新しい木材のみを使用しています。紙はリサイクルを繰り返すと品質が劣化していくのでFSC認証紙は再生紙よりも高品質であることが多いです。

まとめ

色々なお菓子メーカーがサステナビリティへの対応をする中で、環境に優しいパッケージに変更されたチョコレートを4つご紹介しました。チョコレートの味や大きさが変わると気づきやすいですが、何も気にしていないとパッケージの変更はなかなか気づきにくいですよね。これからもチョコレートを通じて皆様の生活が少し面白くなるような記事を書いていこうと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまた。

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