悶絶するほど美味しいロイズの生チョコレートですが、最近の商品にはピックスがついていないのをご存じでしょうか?ロイズの生チョコレートは滑らかである分、非常に溶けやすくピックスが同梱されているとすぐに食べられたのに。
今回はロイズ生チョコレートのピックス廃止の理由について考えていきます。
本記事の他にも「甘さとしょっぱさの絶妙なバランス!ロイズのポテトチップチョコレートをレビュー」や「圧倒的な滑らかさ!ロイズ生チョコレート(オーレ)実食レビュー」などの記事を書いているので良かったら読んでみてください。
ロイズのピックスとは?
ロイズのピックスとは、ロイズの生チョコレートに同梱されていたチョコレートを刺す棒のことです。ロイズの生チョコレートは表面に大量のココアパウダーが付いている上に、体温によってチョコレートがどんどん溶けていくので手で食べるのは現実的ではありません。なのでピックスが同封されいていることで生チョコレートを開封してそのままロイズのチョコレートを食べることが出来ていました。
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ピックスがなくなったのはいつ?
ロイズの生チョコレートのピックスがなくなった時期は商品によって違うため一概には言えませんが、2022年9月にはロイズのホームページに下記のような文言が出ていました。なのでこの時期以降、順次ピックスがなくなっていったと考えられます。
ちなみに僕は最近何度かロイズの生チョコレートを購入していますが、2024年1月現在は既にピックスが入っている商品はなくなっていると思われます。正直ピックスがないとかなり不便です!
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ピックスがなくなった理由
ロイズの生チョコレートの紹介ページを見てみると「その他特記事項」に「プラスチックごみ削減のため、生チョコレートのピックス(楊枝)は同梱しておりません。」と記載されています。昨今は様々な企業がESGやSDGsに沿った対応を行っており、ロイズもその一環でピックスを廃止したようです。
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ロイズの環境への取り組み
ロイズが環境へ配慮した経営を行っていることは分かりましたが、会社としてどのような環境配慮への取り組みを行っているのでしょうか?ロイズの公式ホームページを見ると下記の3点が記載されています。
環境に優しい設備の導入
- ソーラーパネルの設置(ロイズタウン工場に設置)
最大500kW発電可能。工場で使用する電力の一部をクリーンエネルギーに。 - LNG(液体化天然ガス)の使用(ロイズタウン工場にて使用)
燃焼時の二酸化炭素(CO2)排出量が少ない安定供給可能なエネルギー源の採用。 - その他省エネルギー設備の導入
自動点滅装置の外灯設置・工場の全照明にLEDを採用。
プラスチックの使用料削減
- 商品パッケージなどをはじめとする使用プラスチック量の見直し推進
チョコレート原料の再利用
- 生産時に出る食品残さの飼料への活用推進
ロイズの生チョコレートのピックス廃止は上記2点目の「プラスチック使用料削減」の方針に沿ったものの様です。ロイズはそれ以外にも環境に優しい設備の導入やチョコレート原料の再利用など色々な施策を行っていますね。
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まとめ
今回はロイズ生チョコレートのピックス廃止について解説しました。ピックスがなくなったことは悲しいですが、社会全体の流れとして企業がESGやSDGsに沿った施策を行うことは必須になりつつあるので仕方のないことなのかもしれませんね。ちなみにこちらの「脱プラスチックはなぜ必要?課題と実践方法を詳しく紹介」では現在の脱プラの流れを詳しく説明していますので参考にしてください。
ちなみにロイズのいち消費者としての意見としては、自分の家にあるフォークを使うと洗うのがめんどくさいので、例えば手が汚れないくらいカッチカチのチョコレートで出来た食べられるピックスなど、環境に配慮したものを開発してくれるととても嬉しいです。
ロイズ生チョコレートのレビューやロイズの会社としての歴史についても記事を書いています。良かったらぜひ読んでみてください。
圧倒的な滑らかさ!ロイズ生チョコレート(オーレ)実食レビュー
またロイズの生チョコレートは他のチョコレートや食べ物と比べて高カロリーなのか検証してみました。こちらの記事もぜひ読んでみてください。